ひと折8P

Text : 祥伝社文庫編集部
2010年04月20日

どうも、最近暖かくなってきたのでまた走りはじめました。もんです。

新刊、『赤い森』絶賛発売中ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、この『赤い森』、袋とじ付きなのですが、

赤い森袋とじ.jpg(ちらりと覗く、赤い袋とじ!)

この袋とじ、

ただページを作って「えい」と綴じれば良いわけではないのです。

ここでは製本での工程が問題となってくるのですね。

本は1ページずつ刷るのではなくて、大きい紙に何ページ一気に刷り、

折りたたんで製本してできあがります。

それをすると、8ページが最小単位となるのです(小社の場合)。

ですので、袋とじが8ページ単位なのはもちろん、

そこまでのページ数も8で割り切れ、そしてその本のページ数も8で割り切れるように作られているのですね。

今回はそこもなかなか大変かつ楽しい作業の一つでした。

そこに少しでも心を馳せていただけると望外の喜びです(笑)

また、よく本の最終ページに既刊本の紹介(自社広告)があったりなかったりしますが、

それは8で割り切れるようにするため、そのページ調節でページ数が変わっているのですね。

ですので広告が多い→ページ数が増えて値段が高くなる、というわけではないので、

怒らないで、ああ調節しなきゃいけなかったのね、と暖かく見守って頂けますと幸いです。

 と、いうわけで、袋とじ内や袋とじまでのページ調節、という裏話もあった

『赤い森』を、どうぞよろしくお願いいたします<m(__)m>

文庫とは何か

Text : 祥伝社文庫編集部
2009年12月11日

こんにちは。ブログのバナーがいつの間にかホームページの

一番下になってしまったことがショック! のY子です。

 

今回のお題は、文庫とは何か。

ここへきて、何だか核心的なところに突っ込んでみたいと思います。

まず、日本国語大辞典で“文庫本”を調べてみると、、

“A6判の小型双書。日本では昭和2年(1927)、

岩波書店がドイツのレクラム世界文庫を創刊したのに始まる”

なーるほど。大元になったのは、ドイツの本なんですね。

(詳しくは→wikipedia「レクラム出版社」

他の辞書には、

“文庫判の出版物、元来は安価で普及を目的としたもの”

などとあります。

このように、A6判=文庫判のサイズである、というのが

文庫の最大の特徴といっていいのですが、

A6判というのは、縦148ミリ×横105ミリと決まっています。

 

しかし! 実は、この文庫のサイズ、各社の造本デザインによって

原則サイズより微妙に変えているところが多いのです。

試しに祥伝社文庫を計ってみると・・・・・・縦152ミリ×横105ミリ。

少し縦が大きめです。

他社の文庫本も、

A社/縦152ミリ×横105ミリ

B社/縦150ミリ×横107ミリ

C社/縦151ミリ×横105ミリ

D社/縦148ミリ×横105ミリ

E社/縦150ミリ×横105ミリ

F社/縦151ミリ×横101ミリ

(※全てY子が手で計ったものなので、あくまでも目安ですが・・・)

同じようで、それぞれサイズが違うことが分かります。

さて、皆さんのお手持ちの文庫本はどうでしょうか?

 

いやー、今週は真面目な題材が多いですなあ。

「重版出来」とは何か

Text : 祥伝社文庫編集部
2009年12月10日

091210_1006~0001.jpg

(昨日のY子さんの記事に似てますが、まあ、お気になさらず…)

「重版出来」
時々、新聞宣伝などで見かける言葉です。
(写真は、他社さんの新聞宣伝です…)
書籍の重版ができましたよ、
ということで、我々出版社の人間には非常に嬉しい言葉ですが、
この「出来」、なんと読むでしょうか?

「でき」と読んでしまいそうですが、
正しくは「しゅったい」なんだそうで。
私自身は、改まって聞かれると
「あ、シュッタイだった」
と思い出しますが、同僚とのやり取りなんかでは
「デキ」
と言っていると思います。
いかにも「できました!」という感じですからね。

今回のネタ、会社の人間からも反響がありそう…。

ちなみに、
広辞苑によりますと、
「出来(しゅったい)」は2番目の語義として、
「物事のでき上がること。成就。完成」
「出来(でき)」は1番目の語義に、
「できること。できあがること。しゅったい」
とありました。

ちなみに、編集を担当させていただいた
『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』、
おかげさまで重版が決まり、来週には「重版出来」となります。
(…要は、これが言いたかった…)

※今回のネタ、ツイッター(つぶやきブログ)を見ていて思いつきました。ツイッ
ターに感謝。

  

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。